競艇場は全国に複数ありますが、それぞれの競艇場で水質や風の強さなどの環境が大きく異なります。競艇場の特徴を把握しておくことは、予想を的中させるために非常に重要です。また、競艇場の特徴を把握するためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。競艇場についてよく知り、予想の的中率を上げましょう。競艇場の特徴について興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

舟券の的中率を上げるには競艇場の特徴を知ることが大切

競艇場の特徴を知ることが、競艇の着順を予測することにつながります。全ての競艇場で、1周あたり600メートルのコースを3周するということになっています。一見すると、どの競艇場でも同じように見えますが、実は、いくつかの違いがあるのです。競艇場は艇の走行に影響するので、競艇場の違いを把握しておくことが大切です。競艇場の特徴を把握することが、競艇の的中率を上げることにつながるといっても過言ではないでしょう。

参考記事:競艇場 特徴

競艇場は全国にいくつある?

競艇場は日本には24カ所あります。日本全体で24カ所なので、競艇場がない県ももちろんあります。日本の最北端に位置する競艇場は、群馬県の「桐生競艇場」です。群馬県より北には、競艇場はありません。競艇が水を使用する競技だからです。東北地方、北海道などの寒い地域の場合、水が凍結して競技ができないのです。日本の寒い地域では、気象環境が競艇に影響する可能性が高いので、競艇場がなく、競艇を楽しむ場合には別の地域に移動すう必要があります。 競艇場が配置されていない県であっても、舟券の購入はインターネットなどを通して可能です。全てのレースの舟券を購入できます。

それぞれの競艇場には差がある

全国には24カ所の競艇場があります。それぞれの競艇場でいくつかの差があります。具体的には、競艇場の差は以下の点がポイントとなります。

  • インの強さ
  • 静水面か難水面かの違い
  • 予想の的中のしやすさの違い
  • 払戻金の金額の違い

それぞれの違いについて詳しくご紹介します。

インの強さ:競艇場1号 が1着になる確率で判別

インの強さを判別するためには、競艇場1号 が1着になる確率をチェックする必要があります。そもそも競艇は、1号艇が1着になりやすい競技です。競艇場のインが強い場合、1号が1着になる可能性が高くなります。1号機を1着に固定し、2着と3着を予想していくのがテクニックです。 初めて競艇に参加する場合、競艇場のインが強いと、予想しやすいでしょう。

静水面か難水面かの違いが重要なポイント

競艇では、静水面か難水面かの違いが重要なポイントです。静水面か難水面かは、風の強さ、水質、波の高さなど様々な要素によって変わってきます。各競艇場によって、それぞれに違いがあるので、確認しておくと的中しやすくなるでしょう。静水面は難水面と比較し、レースが乱れがちになります。競艇になれていない方は、静水面の方が取り組みやすいでしょう。 しかし、静水面はレースが乱れにくいので、払戻金はあまり高くありません。一方、難水面はレースが難しくなりやすいので、その分払戻金も高くなります。効率的に稼ぎたい、競艇になれているという方は、難水面にチャレンジするのも良いでしょう。

また、静水面と難水面の使い分けが難しいと感じたら、競艇予想サイトのなかで今週好調なサイトを見極め、プロの予想を参考にするのもおすすめです。

競艇場の特徴についてのまとめ

予想のしやすさを重視するのであれば、静水面の競艇場がアプローチしやすいです。一方で、高額な払戻金を狙う場合は、難しくはなりますが、難水面の競艇場が有利です。以下が競艇場の特徴Ⅱ関するまとめになります。

  • 的中率を重視するのであれば、インが強くて静水面の競艇場がおすすめ (競艇初心者向き)
  • 難水面の競艇場は、難易度が高いが、払戻金は高くなりやすい(競艇上級者向き)

競艇場の水質により、レースが影響を受ける可能性あり

競艇場の水質により、レースが影響を受ける可能性があります。競艇場の水質は、「淡水」「海水」「汽水」の3種類あります。競艇を攻略するためには、レースに影響を与える水質についてもチェックする必要があります。

淡水

水質が「淡水」となるのは、競艇場が川や湖関連となっているケースです。淡水の競艇場では、レースが乱れにくいでしょう。

海水

競艇場を海につくった場合、水質は、「海水」になります。 海に競艇場をつくる場合、波などにより競艇場の水面が影響を受けることになります。また、浮力が大きいため、レースが乱れ、難しくなりやすいです。

汽水

競艇場を河口の近くにつくった場合、水質は、「汽水」となります。この場合、海水と淡水が混合し、レースが難しくなります。また、レースが風の影響を受けるので、レースが乱れて予想が的中しないということもあるでしょう。

レース場ごとに波の高さや風の強さが異なることを把握しておこう

レース場ごとに波の高さや風の強さが異なります。特に、競技場の水質が、海水や汽水の場合、水面が乱れやすいのです。競技場の潮が引いている場合は、水面は比較的安定しています。アウトコースであっても、ターンのテクニックがあれば、十分結果を出せるでしょう。 ただし、競技場の潮が満ちている場合、水面が乱れがちです。水面が乱れていると、ターンがうまくできません。競技場によっては潮の満ち引きが非常に激しく、競技場の特徴を理解している選手ほど、混乱することなくレースをスムーズに進めることができます。競艇で的中するために、競技場の水面の状態や潮の満ち引きについてもチェックしておきましょう。 また、競技場では、波の高さが重要なポイントとなります。というのも、競技場の波の高さが5cm以上の場合、レースの着順に影響があると考えられています。波が高い競技場の場合、慣れているかそうでないかで、レース戦が変わってきます。 風の影響をチェックするのも同様に重要です。というのも、追い風と向かい風の違いにより、レースの展開が変わってくるのです。インコースの選手が有利になるのは追い風のときで、アウトコースの選手が有利になるのは向かい風のときです。ただし、ほとんどの競技場で風が吹いており、あらかじめ予測することは難しいので、直前の情報をチェックするしかないでしょう。

レースの開始時間は重要なポイント

レースの開始時間は重要なポイントとなります。 競艇では、「デイレース」「モーニングレース」「ナイターレース」とレース開始時間帯が分かれています。ナイターレースは勝手が違うので、昼のレースと同程度の実力を出せない選手が多いです。気温や水温の変化でレース展開が変わるケースがあるのです。 そのため、地元の競技場での勝率が重要になります。 また、レースで使用するモーターの交換時期は各競技場により様々です。モーターの勝率を予測する場合には、モーターの交換時期と照らし合わせる必要があります。交換して3ヶ月程度経過しているモーターであれば、勝率は参考になるでしょう。

競技場の特徴をマスターして競艇を思う存分楽しもう

競艇場の特徴をマスターしていると、試合展開が分かりやすいですし、予想も的中しやすいので、競艇を思う存分楽しむことができます。 競艇場に関しては非常に奥が深く、競艇が行われる時間帯や水質など細かな部分の情報収集が必要となるでしょう。 競艇についてよく知りたいのであれば、競艇場についてもチェックしておきましょう。